保険料はどう決める?

自動車保険で保険会社に払う保険料は、どのようにして決められているのでしょう。保険料は、さまざまな条件に基づいて細かく計算され、算出されています。これは、さまざまな条件によって事故リスクを算出し、それによって保険料を変動させるためで、保険会社が安定して利益を上げるためのシステムのひとつです。つまり、事故リスクが低いほど割安に、逆に事故リスクが高いほど割高に保険料を設定することで、利益率を安定させているというわけですね。それでは、どのような条件によって自動車保険の保険料は算出されているのでしょうか。
自動車保険の保険料は、主に、契約条件による要素、加入者の事故暦、加入する車の3つによって算出されます。契約条件による要素とは、簡単にいえば自動車保険ごとの基礎料金と考えられます。保険料はこの基礎料金を基に算出されることになります。基礎料金は、保険会社や保険の種類によって異なっていて、全体の相場となっています。また、パッケージ型の保険など、複数の自動車保険に加入することで保険料が割引される場合もあります。
加入者の事故暦とは、文字通りこれまでに事故を起こしたかどうか、ということです。具体的にいえば、事故を起こして保険金の申請をしたことがあるかどうか、という内容で判断がなされます。つまり、事故を起こした経験のない人に比べ、事故を起こした経験のある人のほうが、事故を起こすリスクが高い、という判断です。それにくわえ、加入者の運転暦も判断材料とされます。その要素は、事故暦の他、違反暦や運転年数などが該当します。例えば、運転暦の浅いドライバーより、運転暦の長いドライバーの方が、一般的に事故リスクが低いといえますよね。また、違反の多い人はそれだけ運転が荒っぽい。運転が荒っぽい=事故リスクが高い、ということになります。そういった判断材料を元に、基本料金から増減がされるわけです。
加入する車とは、文字通り加入する車による変動です。車の車種や年式によって、同じドライバーでも事故リスクは変わってきます。それは、いってみれば車の機能や用途、性能による差ともいえます。例えば、スピードの出やすいスポーツカーの方が事故リスクも高く、一般的なセダンの方が事故リスクも低いというのは、なんとなく分かりますよね。また、年式の古い車より、新しい車の方が、事故防止の技術が進んでいて、事故リスクが低いですよね。そういった差によって、保険料の増減をきめているわけです。